動画アップ作業の途中におきた石川能登地震
年始の挨拶とともに、動画を上げようと作業をしている最中、グラグラと家が揺れました
我が家が揺れる前に、石川の能登で地震があったとヤフーニュースに出ていましたので、その揺れが関西の我が家まで届いているなんて、いったいどんな地震なの?とテレビニュースに釘付けになりました
石川の能登には、夫の両親が住んでいた家や夫の両親のお墓もあります
ご近所の方に連絡しましたが全く連絡がつかず、一人暮らしの方もおられるのでどうされているのかと心配していました
救助隊の方々の姿
昨日、やっと1人の方と連絡がつきました
ご自分も被災されている中、空き家である我が家の様子まで見に行ってくださっていました
なんとも、ありがたい気持ちでいっぱいです
一人暮らしの方は今は家にはいないとのことで、どこかの避難場所で避難されているのではないかとのことでした
ニュースを見るたびに、亡くなられた方の数も増え、被災している画像もどんどん増え、どれだけ大きな地震が起きたのか思い知らされます
地震だけでなく津波で家屋が流されている場所もありました
これから北陸は雪が深く降り積もる季節です
そして、能登の海辺は目を開けていられないくらいの風が吹き荒れる季節になります
1年の中で一番厳しい季節に、身体と心を温める大切な家や家族が失われた悲しみや恐怖といったらどれだけのことか、言葉になりません
そんな中、救助に当たられているニュース画像もみかけるようになりました
救助されているかたの制服には他府県のロゴが入っています
「道は寸断されていて、あちこち見に行けない」と、連絡が付いた方から聞いていたので、他府県のロゴの入った制服のかたの後ろ姿をみて(どうやって被災地に到達されたのだろう)と、迅速な行動に頭の下がる思いでした
被災して、どうしていいのかもわからず呆然とするなか、救助隊の姿をみたとき、ホッとする気持ちが沸くのではないかと思います
こころの救助
被災し、呆然とする心
被災した直後は、呆然として自分を見失っている時期
目の前の景色も遠い景色に見えるほどショックを受け、呆然となり、これが現実に起きている事なのか?もしかして夢なのではないか?と、現実に起きたことが受け入れられず、なにがおきているのかわからなくなる時もあります
ハネムーン期
(再建に向かって動き出す時期)被災しているのに、ハネムーンという名前はどうなのか?と思いますが、被災した方々や救済に来てくれる人たちと一丸となり、再建に向かって何とか頑張ろうという気持ちなります
※テレビ映像で救済隊の方の姿を見た私の気持ちも同じ位置かもしれません
幻滅期
被災し、復興がはじまっていくにつれ、すこしずつ世間の関心も薄れはじめるころ、なんとなく取り残されたような、孤立感を感じられる方もおられます
その心は、自分が失った、喪失したものを意識するたびに、悲しみや不安や恐怖となって沸き起こり、現実に対する悲しみや恐怖、将来に対する不安や恐怖その悲しみや不安や恐怖は、こころの中に広がり、そして、まわりとの違いを感じると、自分の事を理解してもらえないと心を閉じてしまう場合もあります
被災された方がた、そしてご心配されている方がたには、大小に限らず、どんなに驚いたか、どれだけ怖かったか、どれだけ不安だったか、そしてどれだけ恐怖に怯えたか、大人であろうが子どもであろうが、それを話し、自分を慰め、落ち着かせようとする必要があるのではないかと思います
ACのパニックがいたたまれないからきてる
今回、私が地震が起きたころにアップしようとしていた動画について話したいと思います
ACのパニックは、災害や事故、事件などにあい、びっくりしてパニックになるというのと少し違ってきます
最初は、びっくりしてパニックを起こしていたんだとおもうのですが、ACの育った機能不全家庭では、慢性的にびっくりするようなパニックが日々起きているため、そのことに対してさほど驚きもしなくなっている状態になっていることが多いのです
ところが実生活の中で、過去に起きたびっくりしてパニックを起こした出来事を思い出すようなシーンに触れると、とたんにいたたまれなくなり、それが積み重なってパニックを起こし、奇妙(滑稽)な行動をとったり、人を威嚇したり、必要以上に何かを守ろうとしたり、身動き取れなくなったりする行為を、ACのパニックとよんでいます
本人はいたたまれなさが積み重なってパニックを起こしているのですが、まわりの人から見ると、(なんで?)と思われるような行動が多く、それが理解されることないために、ACは益々孤独を感じたり、奇妙(滑稽)な行動を重ねたり、取り乱したり、怒りを感じたりして、まわりのひととのズレが起きてきます
本人も、パニックとして自覚できていない場合もあり、変人だなぁとか、なんでそんなにビビるの?とか、やけに怒りっぽい人だなとか、なにやってものろまなやつだな、などと思われたりしていることがあります
ですが、このパニックをとらえ、そしてその原因はいたたまれなさからきていること、そのいたたまれなさが何なのかをとらえ、パニックとつなげることができると、本人も自覚していないようなパニックからもぬけだすことができるのです
今回は、私のケースをつかって、どのようにしていたたまれないから、パニックに繋げていったかを動画にしていますので、わたしもそうかもしれないなどと、思い当たる方がいらっしゃったら、ご覧になってください
最後に、能登地震で被災された方、そしてそのご家族の方、心よりお見舞いを申し上げます
cocoracu
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